亀田ブログ

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2026/07/30

外壁塗装のDIYはできる?業者依頼との違いと注意点

「全部DIY」ではなく「どこまでをDIYにするか」で考える

【この記事のポイント】

外壁塗装は、材料と道具を揃えればDIYも可能ですが、専門サイトでも「足場・下地処理・安全性・仕上がり・耐久性のハードルが高く、戸建て全体のDIYは現実的にはかなり難しい」とされています。

DIYの最大のメリットは「人件費がかからないこと」で、業者に頼めば100万円前後の工事も、材料費+道具代だけなら半額以下に抑えられる一方、「時間・労力・失敗リスク」を加味すると"本当にお得か"はケースによります。

迷ったら、「①2階外壁や屋根など高所が絡む部分は業者に任せる」「②門塀・玄関周り・付帯部など"手の届く範囲"をDIYで楽しむ」「③費用は"材料+工具+自分の時間+やり直しリスク"まで含めて比較する」という切り分けがおすすめです。

今日のおさらい:要点3つ

  • 足場と高所作業は転落リスクが高く、安全性を最優先にするなら2階以上の外壁や屋根は業者に任せるべき
  • 下地処理・塗り回数・塗布量の管理が甘いと、見た目はきれいでも1〜2年で剥がれや膨れが出る可能性がある
  • 費用は材料費だけでなく、工具代・時間・失敗時のやり直し費用・保証がないリスクも加味して判断する

この記事の結論

一言で言うと、「家一棟の外壁塗装を完全にDIYするのは"覚悟が必要な大工事"で、実務的には『高所は業者』『手が届く部分だけDIY』での分担がいちばん現実的」です。

最も重要なのは、「①足場と安全(転落リスク)」「②下地処理と塗り回数(耐久性)」「③自分の時間と体力」をどう評価するかで、短期の節約だけでなく"10年後にどう感じていたいか"を基準に判断することです。

失敗しないためには、「"全部自分でやるか・全部業者か"の二択」で考えず、『構造や安全性に関わる部分=業者』『見た目の仕上げで失敗してもやり直せる部分=DIY』という線引きをして、心から楽しめる範囲だけにDIYを絞ることが大切です。

DIYで全部やってみたくなる夜と、そのあとにくる現実

「業者に100万円なら、自分でやれば半額以下?」と計算してしまう

正直なところ、私も初めて外壁塗装の見積書を見たとき、真っ先に頭をよぎったのは「これ、自分でやればどれくらい安くなるんだろう」という計算でした。

見積額はおよそ110万円。

その内訳に「足場 20万円」「塗料・材料 25万円」「人件費・諸経費 65万円」と並んでいるのを見た瞬間、思わずメモ帳を開いて、

  • 足場レンタルを自分で探したらいくらか
  • 塗料をネットで買ったらいくらか
  • 休みの日を全部つぎ込めば、なんとかなるのでは

と電卓を叩き始めてしまったのです。

その夜の検索履歴は、「外壁塗装 DIY 費用」「足場レンタル 個人」「外壁塗装 自分でやったブログ」といったワードで埋まり、YouTubeでDIY動画をいくつもハシゴしていました。

数字の上では、たしかに「業者の半額近くでできる」という情報も出てくる。

でも同時に、「3か月かかった」「途中で心が折れかけた」という体験談も目に入ってくる。

そのたびに、「やろうかな」「いや、さすがに危ないかな」と、心の振り子が大きく揺れ続けていました。

実は、「できる・できない」より「どこまでをDIYにするか」が鍵

外壁塗装のDIYを解説する記事では、

  • 結論として「外壁塗装をDIYで行うことは可能」
  • ただし、「足場・高所作業・下地処理・耐久性・安全性を考えると、家一棟をDIYで仕上げるのは非常に難易度が高い」

とまとめられています。

また、DIYと業者依頼を比較した記事では、

DIYは「コストを抑えられる」「自分のペースでできる」一方で、「仕上がりの差」「時間と労力」「施工ミスのリスク」「保証がない」といったデメリットを挙げています。

つまり、

  • 「全部DIYか、全部業者か」ではなく、
  • 「どこまでをDIYにして、どこからを業者に任せるか」

というグラデーションで考えた方が、現実的で後悔も少ない、ということです。

ここからは、DIYと業者依頼の違いを、もう少し冷静に見ていきます。

外壁塗装DIYの「できること」と「難しいこと」

DIYのメリット ― 費用と"自分の手で整える"感覚

外壁塗装のDIY解説では、主なメリットとして次の点が挙げられています。

コストを抑えられる

業者に頼むと100万円以上かかる工事も、材料費と道具代だけで済むため、「費用は半分以下に抑えられる」と紹介する記事もあります。

自分のペースでできる

週末ごとに少しずつ進めたり、天気と体調を見ながら作業できる。

仕上がりに自分のこだわりを反映できる

色や質感、細部の塗り分けなど、自分の好みに調整できる。

家への理解と愛着が増える

下地や構造を自分の目で確認しながら作業することで、「自分で守っている」という感覚が生まれる。

正直なところ、「自分の家は自分で手をかけたい」「DIYが好きで、手間を楽しめる」という人にとって、この魅力は決して小さくありません。

DIYの難しさ① 足場・高所作業・安全性

ただし、現実的なハードルとして一番大きいのが「足場」と「高所作業」です。

外壁塗装専門店や大手塗装店のコラムでは、

  • 2階部分や屋根周りの塗装には足場が必須
  • 足場なしで脚立などで作業するのは転落リスクが高く、非常に危険

と繰り返し警告しています。

DIYの注意点をまとめた記事では、

「足場なしでの外壁塗装はおすすめできない」「安全性を考えると、一般の方が個人で足場を組んで作業するのは現実的ではない」

と明記されています。

私も、一度だけ脚立で雨樋の塗装を試みたとき、「あと数段上がれば届く」と思った瞬間に足がすくんだ経験があります。

あの高さでローラーを持って身体を傾ける、と考えた時点で、「これはプロに任せた方がいい領域だな」と実感しました。

DIYの難しさ② 下地処理・塗り回数・耐久性

もう一つの大きなハードルが、「下地処理」と「塗り回数」です。

外壁塗装のDIY解説では、基本の手順として次のステップが示されます。

  • 高圧洗浄
  • クラック(ひび)の補修・シーリング
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り

ただしプロの記事では、

「下準備にどれだけ時間をかけられるか」が、プロと素人の最大の分かれ道

と断言されており、下地処理を甘くすると、どんな高級塗料を使っても数年で剥がれ・膨れが出るリスクがあると警告しています。

また、塗り回数や塗布量についても、

  • メーカーが想定する「3回塗り」「1㎡あたり◯kg」といった条件を守らないと、耐用年数は大きく下がる
  • DIYだと、塗布量が足りなかったり、乾燥時間を守れなかったりしやすい

といった指摘があります。

見た目はきれいでも、1~2年で粉を吹いたり、ひびから水が回り始める可能性はゼロではありません。

DIYと業者依頼の違いを、冷静に並べてみる

費用・時間・耐久性のざっくり比較

複数の比較記事の内容をまとめると、一般的なイメージは次のようになります。

項目 DIY外壁塗装(家一棟) 業者依頼の外壁塗装
初期費用 材料+道具で数十万円。業者の約半額というケースも。 足場・人件費込みで80〜150万円程度が目安。
工期・時間 週末だけだと1〜2か月以上。平日の夜も使うと体力的に厳しい。 職人チームで10〜20日程度で完了。日中だけの作業。
仕上がり 塗りムラ・タレ・刷毛跡が出やすい。遠目にはOKでも近くで差が出る。 均一な塗膜とライン。細部の養生も丁寧で、美観・資産価値の維持に有利。
耐久性 下地・塗布量・乾燥管理次第。5〜7年程度で再塗装になるケースも。 メーカー仕様どおりなら10〜15年程度を期待できるプランが多い。
安全性 高所・脚立・足場なしは転落リスク高。 足場+安全装備+複数人で作業。落下事故リスクを大きく低減。
保証・アフター 基本的になし。失敗や不具合は自己責任。 5〜10年程度の施工保証+定期点検などが付くケースが多い。

「初期費用だけ」で見るとDIYが有利ですが、「時間・耐久性・リスク・保証」も含めると、「プロへの工賃は品質と時間への投資」という整理がされています。

DIY向きなのは「手が届く小規模な部分」

DIY専門サイトや塗装会社のコラムは、

  • 門扉・塀
  • 玄関ドアまわりの鉄部・雨戸・戸袋
  • 換気フード・手すりなどの錆止め塗装

といった「手が届く範囲の小規模塗装」であれば、DIYは非常に有効でコストパフォーマンスが高いと評価しています。

実際、私も

  • 玄関まわりの鉄部の錆止め+上塗り
  • 塀の汚れ落とし+再塗装

などはDIYで行いましたが、「達成感」と「自分で守っている実感」は大きかったです。

一方で、

  • 2階まわりの外壁
  • 屋根
  • 雨樋の高所部分

は、経験者でも「業者に任せるべき」と書いているケースがほとんどです。

現場の声と、実際にあった「よくある失敗」

事例① 1年で再塗装になったDIY外壁

塗装会社のブログには、

DIYで外壁を塗ったものの、1〜2年でチョーキングや剥がれが出てしまい、結局業者に再塗装を依頼した

という事例がいくつか紹介されています。

原因として挙げられているのは、

  • 高圧洗浄が不十分で、古い汚れの上に塗ってしまった
  • 下塗りを省略、または薄く塗りすぎた
  • 塗り回数や塗布量がメーカー仕様より少なかった

などです。

「短期的には節約になったようでも、数年で再塗装になればトータルコストはむしろ高くなる」という指摘は、どのサイトでも共通しています。

事例② 足場なしでの高所作業でヒヤッとした話

DIYの注意喚起記事では、

  • 「脚立で2階の外壁を塗っていて、バランスを崩しそうになった」
  • 「屋根の勾配で足を滑らせかけた」

といったヒヤリ・ハット事例も紹介されています。

ある記事では、「足場なしでの外壁塗装は、プロでも危険。まして長時間慣れない姿勢で作業する一般の方にはおすすめできない」と、かなり強い表現で警告しています。

個人的にも、「仕事と家族のことを考えたら、数十万円の節約のために足場なし高所作業に挑むのは割に合わない」という感覚の方が、長い目で見れば現実的だと感じます。

事例③ 「一部DIY+業者仕上げ」でうまくいったケース

一方で、成功例としてよく紹介されているのが、

  • 外壁と屋根のメイン塗装は業者
  • 塀や門扉、ウッドデッキなどを施主がDIY

という「部分分担」のケースです。

実は、よくあるのが、

  • 「本体工事で職人さんに"どう塗るといいか"を教えてもらいながら、後日自分で付帯部を塗る」
  • 「プロに高所と難しい部分だけ任せ、見た目のアクセント部分はDIYで楽しむ」

というスタイルです。

プロのコラムでも、

  • 「構造・安全に関わるところは業者に」
  • 「見た目の仕上げで失敗してもやり直せる範囲はDIYを楽しむ」

という線引きが推奨されています。

正直なところ、このあたりが「楽しさ」と「安全・耐久性」のバランスが取りやすい落としどころだと感じます。

よくある質問

Q1. 外壁塗装はDIYで全部やることはできますか?

A1. 理論上は可能ですが、足場・高所作業・下地処理・耐久性・安全性のハードルが高く、専門サイトでも「戸建て一棟のDIYはかなり難しい」とされています。2階以上は特に業者依頼が無難です。

Q2. DIYと業者依頼で費用はどれくらい違う?

A2. 条件にもよりますが、業者依頼で100万円前後の工事が、DIYなら材料+道具で半額以下に抑えられる可能性があります。ただし、工具代・時間・失敗時のやり直し費用を含めると、必ずしも"得"とは限りません。

Q3. DIYでどこまでなら現実的?

A3. 門塀・門扉・雨戸・戸袋・手すり・換気フードなど、脚立1本で安全に作業できる「手が届く範囲の小規模塗装」はDIY向きとされています。2階外壁や屋根はプロに任せるのが安全です。

Q4. DIYの最大のリスクは何ですか?

A4. 転落などの事故と、下地処理不足・塗布量不足による早期劣化です。見た目がきれいでも、数年で剥がれや膨れが出れば、再塗装で結局高くつくケースがあります。

Q5. 業者依頼の最大のメリットは?

A5. 仕上がりの確実性・耐久性・安全性・保証です。プロは下地処理から徹底し、メーカー仕様どおりに施工するため、10年後の状態がDIYとは大きく変わります。工期も短く、アフターケアも受けられます。

Q6. DIYか業者か迷ったときの判断基準は?

A6. 「失敗したとき、家が壊れたり誰かが怪我をする可能性があるかどうか」が一つの線引きとして紹介されています。構造・安全・法規制に関わる部分は業者に相談するのが基本です。

Q7. 業者に頼みつつ、DIYも楽しむ方法はありますか?

A7. あります。外壁と屋根は業者に任せ、塀・ウッドデッキ・室内の一部など"やり直しが効く範囲"をDIYで楽しむスタイルが、費用と安全性のバランスが良いとされています。

まとめ

外壁塗装はDIYで挑戦することも可能ですが、足場・高所作業・下地処理・耐久性・安全性まで考えると、家一棟を自分だけで塗り切るのはかなりハードルが高く、「プロに任せる部分」と「DIYで楽しむ部分」を分けるのが現実的です。

正直なところ、「短期的な節約」だけで判断すると後悔しやすく、「10年後の状態」「自分の時間と体力」「家族や自分の安全」まで含めて、どこにプロの力を使い、どこを自分で手を動かすかを決めた方が、心から納得できる選択になりやすいはずです。

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